医用画像トータルコンサルティングのエムネス
“遠隔画像診断サービス”やDICOMなどのサービスシステムについてよくある質問をまとめています。 医学コラムでは医療に関する質問をわかりやすく説明しています。
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セカンドオピニオンとは?
 直訳すれば「第2の意見」となりますが、一般的ではなく通常はそのままセカンドオピニオンと呼ばれています。具体的には今かかっている医師以外に診断や治療方針などについて意見を聞くことです。
 セカンドオピニオンは1970年代の終わり頃アメリカで生まれ、今日アメリカでは広く普及したシステムとなっています。残念ながら日本においてセカンドオピニオンの普及はいまだ充分と言えません。その主な原因は医師側にあるように思います。医師は基本的にはプライドが高く、自分の行っている医療が最良のものと考えがちで、さらに他の医師に対する対抗意識が強いと言えます。医師は自らが行っている医療に自身を持っている反面、いつかそれが覆されるのではないかという不安も感じています。ですから患者さんに「セカンドオピニオンを求めたい」と言われたときに、時には過剰に反応し感情を露わにすることもあります。患者さんもこのような事情は察しており、「失礼にあたるのでは?」、「見放されるのでは?」といった不安から「紹介状を頼みにくい」、「資料を借りにくい」といった事態が生じています。しかし医療に精通し、患者さん側の立場になった医療提供を心がけ、そして自らが行っている医療に確固たる自信を持った医師であれば、セカンドオピニオン要請に対しては快く「紹介状を書き」、「資料を貸してくれる」はずです。

 医療は医師が選ぶのではなく、患者さんが選ぶものです。多くの場合、現状では医師が選択枝を示して患者さんが選択するという形になっていますが、選択にあたっては第3者の意見を聞きたいというのは誰もが持つごく自然な気持ちのはずです。

 セカンドオピニオンとは、患者さん側にとって、ある医師の考えを絶対に正しい唯一の診断、治療法と受けとめるのではなく、医療には様々なアプローチがあってそのどれもが正しいことがあるので、複数の選択枝を検討し納得した上で治療を受けるように、という薦めのように思えます。
 また医師側にとっては、一人の患者さんに最適な医療を選択できるように診療科の垣根を越えて異なる専門医どうしが連携して積極的に意見を交わしあうように、という薦めのように思われます。

 エムネスとご契約をいただいている施設の先生方は、画像診断に際して自ら率先してセカンドオピニオンをお求めになっています。
2005/02/25(金) 11:05:41| よくある質問| トラックバック(-) コメント(-)
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DICOM画像のデータ量は?
デジタル画像のデータサイズは、画素数×画素の情報量で求められます。
CTは、512(縦)×512(横) = 262144(画素数)で、16bitですから、
262144×16 = 4194304(bit)   
8bit = 1byte なので 4194304÷8 = 524288(byte)
1Kbytes(キロバイト・KB) = 1024bytes なので 524288÷1024 = 512(KB) となります。さらに、1Mbytes(メガバイト・MB) = 1024Kbytes ですから 0.5MBです。

実際のCT画像では、516KB とか514KB であったりします。
これは画像データの先頭に書き込まれたDICOM属性情報が加算されるためです。(メーカーや機種により2〜4KB加算されます。)

MRIは512×512の画像であればCTと同じですが、256×256の画像では130KB程度になります。
(収集画素数ではなく画像再構成画素数です。)
2005/02/24(木) 17:16:33| よくある質問| トラックバック(-) コメント(-)
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DICOM って何?
DICOMとは、Digital Imaging and Communications in Medicineの略(ダイコム)です。
ACR(北米放射線学会)とNEMA(米国電機工業会)によって制定され、1993年にRSNA(北米放射線学会)で承認された医療画像に関する通信と保存の規格です。改訂や補遺の追加を重ね、現在では放射線領域での世界的な標準規格となっています。

DICOM画像は、画像データの先頭部分にデータタイプの情報や患者情報、検査情報、画像情報が規格に則った記述で書き込まれています。また、通信を行う際にも通信方法の情報をやり取りすることによって異種端末間での画像データの送受信を可能にしています。これにより、メーカーや機種の違いを越えて接続し、各種の画像やその付帯情報をネットワーク利用することができます。今後は、内視鏡や眼底カメラ等の放射線領域以外の画像もDICOM化が進んでゆくと思われます。

DICOMであれば万能...と言う誤解
例えば、CT画像が持つ付帯情報とMRIが持つ付帯情報とでは違いがある様に、その装置の種類や目的により規格化すべき項目は異ります。DICOMはそれらの差異の全てを画一化しているのではなく、必要最低限の必須項目を規格化するものと言う認識が重要です。
2005/02/24(木) 17:14:18| よくある質問| トラックバック(-) コメント(-)
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MRIかCTどちらを選ぶか?
MRIはCTと比較して中枢神経病変の描出に優れており、ペースメーカー装着者などの検査禁忌を例外とすれば、多くの疾患において第一選択の画像診断である。ただし、超急性期脳出血の診断能はMRIがCTに劣ることやその他の理由(検査室内での患者管理、モニターの容易さなど)から急性期脳血管障害、急性期頭部外傷ではCTが優先される。これ以外の病態ではMRIが優先され、多くの場合MRIだけで診断がつく。組織内石灰化はCTの方が鋭敏度、特異度ともに優れており、必要に応じてCTを行う。

◆CTが第一選択となる疾患

・急性期の脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)
・急性期の頭部外傷
・骨病変の診断(ただし骨髄内の変化はMRIが有用)、石灰化の描出
・MRIが禁忌または不可能な症例
 (閉所恐怖症、ペースメーカー装着者)
・MRIが困難な症例
 (状態不良、協力を得にくい、生命維持装置を使用中)

◆MRIがきわめて有用な疾患(CTでは所見が得にくい場合)
・多発性硬化症などの脱髄疾患
・変性、代謝性疾患(特に萎縮を伴わない)
・一部の先天奇形(神経細胞遊走障害など)
・発達(髄鞘化)の評価
・髄膜播種
・頭部外傷(軸索損傷、脳幹部損傷など)
・脳幹梗塞

以上はあくまでも一般的な適応であり、CTとMRIの両方が必要な場合もしばしばあり、各施設により装置の性能や可能な撮像方法も異なることから、各施設の状況に応じて適応を検討しておく必要がある。





参考文献
画像診断ガイドライン-2003 画像診断の進め方に関する放射線科専門医による提言・勧告 日本放射線科専門医会・医会、(社)日本医学放射線学会編

2005/02/21(月) 19:21:08| 医学コラム| トラックバック(-) コメント(-)
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胃の検査を受けたいのですが、胃レントゲンと胃カメラどちらがいいですか?
胃レントゲン検査は、発泡剤(胃の中で無害なガスを発生させる)とバリウムを飲んで胃のレントゲン写真を6枚から10枚程度撮影する検査です。一方胃カメラは、のどの奥に表面麻酔を施行して、のどから食道を通して胃の中に細い管(光ファイバー)を挿入して胃の中の写真をとる検査です。したがって個人差がありますが、胃カメラは多くの人が何らかの苦痛を訴えられます。検診では限られた時間で多くの患者さんを検査するために胃レントゲン検査が施行されることが多いようです。一方胃カメラは検査に引き続いてすぐに生検(組織の採取)ができる点から二次検査として行われることが多いようです。中にはバリウムを飲むのが苦手な人や検診のたびごとに胃カメラが必要と言われる人は、最初から胃カメラを希望されます。
2005/02/10(木) 01:58:24| よくある質問| トラックバック(-) コメント(-)
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